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根管治療がなぜ治らないのか、マイクロスコープで分かります

根管治療がなぜ治らないのか、マイクロスコープで分かります。

広島のアルパーク歯科・矯正歯科です。

奥歯の根管治療が良くないからと、始まった根管治療が、治らないという事で、ご来院になりました。

「延々と根管治療が続き、ほとんど説明もない。治る見込みが感じられず、精神的に参ってしまう。どうして、根管治療が治らないのか調べて欲しい。」とのご希望です。

マイクロスコープで見てみましょう。

  • 根管治療しても治らないのは、こんな歯です。

根管治療しても治らない歯

根管治療しても治らない歯

上の第一大臼歯でした。

中がどうなっているか、ラバーダムをして確認します。(当院の無痛治療サイトのラバーダムページが開きます)

  • 治療してある根管が3つあります。

治療してある根管は3根管です。

治療してある根管は3根管です。

仮封セメントを除去し、洗浄しますと、この様になっていました。

矢印の部分に根管充填が3本あります。

  •  根管に穴が2つ、未処置の根管が1つ見つかりました。

エラーが3ヵ所

エラーが3ヵ所

詳細に検討しますと、左2つは、神経の部屋の床(髄床底)に穴(穿孔)が開いています。

また、右は未治療の根管が発見されました。

この3つのエラーのせいで、いくら根管治療しても治らなかったのではないでしょうか?

根管治療で治らない原因が、ほぼ分かりました。「この程度のエラーでしたら、ちゃんと治療できるでしょう。」と申し上げますと、「治る希望が見えて、気持ちがスッキリした。」との事でした。

  •  穿孔部より外に異物があります。
穿孔部の異物

穿孔部の異物

神経の部屋の床(髄床底)に開いた穴(穿孔)、穿孔部に、ピンクの異物が見えます。

これは、ガッタパーチャという根管充填材なのですが、穿孔部を充填するものではありません。

この様になっては異物でしかなく、細菌が取りついて、菌まみれになっているでしょう。

  • 異物は何とか取り出せました。

異物が除去できました。

異物が除去できました。

穴から外に出た異物を除去するのは大変です。ようやく出てきました。

  • 穿孔部の奥に、まだ異物があります。

まだ異物があります。

まだ異物があります。

まだ、大きなガッタパーチャが残っています。

  • ガッタパーチャは除去できました。

取り除けました。

取り除けました。

大きな血まみれのガッタパーチャが出てきました。除去は大成功です。

  • きれいになった穿孔部

2か所の穿孔部はきれいになりました。

2か所の穿孔部はきれいになりました。

穴二つが、はっきり見えます。

  • 消毒剤の根管貼薬です。

消毒の薬を入れます。

消毒の薬を入れます。

水酸化カルシウム製剤を入れ、消毒します。

  • 次回まで、セメント仮封します。

セメントで仮封します。

セメントで仮封します。

外側は、セメントで仮に蓋(仮封)をします。

今後は、よく洗浄消毒し、穿孔部は専用のセメント(MTAセメント)で充填するなどして、この歯の違和感が解消できる様に治療していくのです。

  • 根管治療を勉強なさってください。

今回の状況は、こうだったそうです。

30分に3人の患者さんの治療をする医院でした。

先生がお越しになるまで、スタッフが根管治療の蓋を外して待つ。

他の患者さんの治療が終わったらご本人の番。

治療後は、ほとんど説明もなく、「次回も来てください」との事だったそうです。

10回近く、根管治療を続けましたが、治る見込みもなく。

夜、静かになると、この歯がうずく。そんな毎日だったそうです。

なぜ根管治療は難しいのでしょうか?

日本の歯医者さんは、器用でまじめな方が多いのです。

しかし、保険ではわずかな治療費のため、時間が頂けません。根管治療は、細かい処置なのに、時間がかけられなくて、非常に難しい治療となっています。

申し訳ありませんが、現状では、ある程度、仕方がないかもしれません。

ですから、ご自分の歯は、ご自身で守るしかありません。

歯の事を色んなサイトで勉強なさって下さい。

そして、治療する医院を、ご自身で選択する以外に方法はないのではないでしょうか?

  • 当院では、お1人2時間、自由診療の治療です。

お1人2時間の治療時間を頂けますので、このように、根管治療で治らない理由が、マイクロスコープで観察する事により、分かる事があるのです。

根管治療で、お困りの方には、朗報だと思います。

根管治療がなぜ治らないのか、マイクロスコープで分かる。

高度な根管治療が、広島でできる、アルパーク歯科・矯正歯科です。